三宅町にやってきました!
三宅町は奈良盆地のほぼ中央に位置し、
青垣の山々を一望できる見晴らしのいい場所にあります。
面積約4平方キロメートルで、奈良県の市町村の中ではもっとも小さな町。
ここ最近の三宅町の活動が熱い!
なんと!
2014年5月、NPO法人地域活性化支援センターが認定する
「恋人の聖地」に三宅町が選ばれたというのです!
また、この小さな町には「太子道」が通ります。
「恋人の聖地」ってどんなところなの?
「太子道」ってどんな道? と気になり、
三宅町のゆるキャラ「みやっぴぃ」に連れて行ってもらいました。
三宅町役場からほど近い場所に「恋人の聖地」の記念碑がありました。
恋人の聖地プロジェクトとは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るとともに、地域間の連携による地域活性化を図るものです。
「『恋人の聖地』はプロポーズにふさわしい場所として選ばれるスポットだよ!」
(当スタッフ)
「奈良県産ヒノキでつくられたラブチェアがかわいいですね♪
なぜこの場所が恋人の聖地なの?」
(みやっぴぃ)
「あざさの花が咲くから!!」
そうなのです。
三宅町には万葉集にも詠われた水辺の花「あざさ」が咲きます。
約1300年前には、三宅の原の湿地で
たくさん咲き誇っていたと伝わります。
万葉の愛を感じることのできる
可愛い花が咲く三宅町だから選ばれたのですね~。
同じ敷地内には犬養毅氏揮毫の万葉歌碑が建ちます。
万葉集の歌(問答歌より)
「うちひさつ 三宅の原ゆ 直土に 足踏み貫き 夏草を
腰になづみ いかなるや 人の子ゆゑぞ 通はすも我子
うべなうべな 母は知らじ うべなうべな 父は知らじ 蜷の腸 か黒き髪に」
「真木綿もち あざさ結ひ垂れ 大和の 黄楊の小櫛を 押へ刺す
うらぐはし子 それぞ我が妻」(万葉集 巻13-3295)
大和を詠った歌は数多く存在しますが、
奈良盆地の真ん中で詠まれた歌はこの1首のみ。
今や準絶滅危惧種の「あざさ」とその花が詠まれている万葉歌。
そこに希少価値の高さがうかがえますね。
三宅町では、
奈良県ご当地限定の婚姻届を提出したカップルに
記念品や記念撮影をサービスしてくれるそうです。
さて、皆様ご存知でしょうか。
冒頭にもお伝えした通り、
三宅町には「太子道」が通っているのです。
例年11月22日は法隆寺で
「太子道をたずねる集い(小墾田ルート)」が開催されていて、
御輿に乗せられた太子像を先頭に太子道を歩きます。
そんな太子様がお通りになられた
三宅町の「太子道」沿いには
太子様にまつわる伝説が残されているのです!
白山神社(はくさんじんじゃ)「駒つなぎの柳」「腰掛石」
(みやっぴぃ)
「太子様が休憩のため座られたとされている
『腰掛石』がここ」
屏風杵築神社(びょうぶきずきじんじゃ)「屏風の清水(矢じりの井戸)」
(みやっぴぃ)
「太子様が自分の持っていた矢先で
地面を掘るとコンコンと清水が湧き出でてきたと伝わる
『矢じりの井戸』だよ」
今回取材した太子道にまつわる伝説は
↑こちらの絵本で紹介されています。
他『おうてくれ地蔵さん「石見」』『雷のおちない神社「小柳」』など全5冊。
三宅町では民話を題材にした
これらの絵本が無料配布されていますので、
ご興味がある方は三宅町までご連絡を。
お問い合わせ「三宅町役場未来創造部企画課」
電 話:0745-44-2001
メール:kikaku@town.miyake.nara.jp
※着払いで郵送可
「三宅町電子ブック」はこちら↓
http://www.town.miyake.nara.jp/miyakeminwa/
可愛いあざさの花が咲く三宅町は
カップル応援や家族愛に満ちた愛のあふれる町でした~。
キャラクター名 | みやっぴぃ |
誕生日 | 平成21年10月1日 |
性 格 | やさしい、無邪気 |
特 徴 | 会った人をしあわせな気分にする |
趣 味 | 遊ぶこと |
尊敬する人 | 聖徳太子、忍性菩薩さん |
好きな人 | 子ども、おじいちゃん、おばあちゃん |
好きな色 | きいろ(あざさの花の色) |
出身地 | 三宅の原 |
オフィシャルHP | http://www.town.miyake.nara.jp/155/2005/3219/index.html |