今回は宇陀市にやってきました!
「奈良のゆるキャラ訪問記」初の2体が登場です。

まずはじめにウッピ―。

ウッピーは、宇陀市の市花・すずらんの群落から生まれた妖精のマスコット。

毎年5月下旬に見ごろを迎える宇陀・向渕(むこうじ)すずらんの群落は、
自生する南限地として国の天然記念物に指定されています。

ウッピーは「すずらん」と市鳥「うぐいす」を頭に乗せているんですよね。

室生地区に素敵な公園があると聞き、ウッピーに連れて行ってもらいました。

室生 山上公園「芸術の森」です。

螺旋の水路

【山上公園「芸術の森」とは?】
地元出身の彫刻家・井上武吉氏の「森の回廊計画」をベースに、
地すべり対策という公共事業とアートを融合し整備された公園。
設計は武吉先生の友人で世界的な彫刻家のダニ・カラヴァン氏が手掛けました。

波形の土盛
螺旋の竹林
太陽のモニュメント

室生は八百万の神々が宿る「ミムロ」とも呼ばれる地。
こちらのモニュメントは、北緯34度32分の直線上に

伊勢斎宮跡―室生寺―長谷寺―三輪山―箸墓古墳等などの

古代の聖地が通っていることから、
太陽の道(レイ・ライン)と呼ばれる道のライン上に築造されているんです。

モニュメントのスリット部分では、時間の経過に合わせて、
太陽の光がその隙間を通過するように角度を変えながら通ります。
皆さんも大自然に囲まれた山上公園で、アート感覚を研ぎ澄ましに行ってみて下さいね!

ところ変わってここから車で20分ほどのところにある榛原地区の「八咫烏神社(やたがらすじんじゃ)」へ。

神社拝殿

宇陀市は、古事記・日本書紀に記されている神武天皇の物語の伝承の地でもあります。
記紀によるとカムヤマトイワレビコノミコト(神武天皇)が東征の際、
熊野から宇陀への道案内をしたのが八咫烏であると記されています。

神社の御祭神は建角身命(たけつのみのみこと)。伝承によれば、道案内をした八咫烏の化身であるとか。

ここで八っぴーが登場です!
八っぴーは八咫烏をイメージして生まれた男の子。

サッカーボールを頭に乗せた八咫烏のオブジェ

三本足の烏が日本サッカー協会のシンボルマークになっているので、
神社にはサッカー関係者が参拝に訪れることもあるのだとか。

八っぴーの頭の右側をご覧ください。

鳥居越しに見えている山の稜線が伊那佐山(いなさやま)です。
こちらも記紀ゆかりの山となっています。

名刺交換させていただきました。

今回の「ゆるキャラ訪問記」。ウッピーと八っぴーの2体のマスコットに案内していただき、宇陀市を満喫してきました。
宇陀市はみどころがいっぱいでした~。

キャラクター名 ウッピー
Twitter https://twitter.com/uda_uppy
オフィシャルサイト http://www.city.uda.nara.jp/kikaku/shisei/gaiyou/shoukai/character.html
キャラクター名 八っぴー
Twitter https://twitter.com/uda_yappy
オフィシャルサイト http://www.city.uda.nara.jp/kikaku/shisei/gaiyou/shoukai/character.html